【捨てられる銀行】金融機関と中小企業診断士の関係

読書録

【捨てられる銀行】金融機関と中小企業診断士の関係

ちょっと前ですが、話題になったこの本を読みました。
元上司(55歳くらい)にこの本の感想を聞いたところ、「この本に書いてあることは、なにも珍しいことや新しいことは書いていない。昔支店にいたころは、皆やっていたことだよ」とおっしゃっていたのが印象に残っています。
銀行の役割ってなんだろう?と考えてみました。

銀行の役割とは

この本では、「不良債権を発端とした金融検査マニュアルが、銀行を担保重視に走らせ、企業の事業性評価ができなくなった」と繰り返し書かれています。
銀行の役割は、預金者からお金を集め、それを企業に融資することです。
森長官が示した方向では、よりリスク重視の融資、事業性評価を鑑みた融資を重視しています。

金融庁、地銀への「監督・検査姿勢大転換」の衝撃
http://diamond.jp/articles/-/112134

取引先の財務状況をウォッチし、必要な資金を企業に供給する。
それが銀行の役割であることに、変わりはありません。

事業性評価は中小企業診断士の出番?

中小企業診断士は、金融機関でも取得が推奨されている資格です。
お取引先の事業をフレームワークを用いて分析し、将来性を見極める力を診断士は持っていると思いますし、それが診断士の役割であろうと思います。
しかし、金融機関の人が全員中小企業士やMBAをもっているわけではありません。
また、厳しい人員体制の中、1人で多くの担当先を抱えています。
融資の他にもやらねばならない報告ものや、定例事務もあります。
1社1社に深く向き合うことが本来の役割ですが、なかなかそうもいっていないのが実情です。

各県の中小企業診断士協会では、多くの金融機関と提携を結んでいます。
例えば、神奈川県中小企業診断協会では、以下のページで提携先金融機関を確認することができます。

神奈川県中小企業診断協会
提携機関との連携支援事業
http://www.sindan-k.com/support/turnaround/cooperation/

融資・財務のプロである金融機関、事業性評価や経営改善計画作成のプロである中小企業診断士がもっと連携を進めていけば、双方の強みを生かし、地域経済の発展につながるのではないか、と思います。

それが、この本で提示された未来につながるのではないでしょうか。

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