マーケティング

「ポスト平成のヒット作り」~売れそうなものより、作りたいもの~

中小企業診断士のよねこです。
1/1付の日経MJの記事で、気になるフレーズがありました。

売れそうなものより、作りたいもの

詳細は紙面を読んでいただくとして、日頃私が公的機関で中小企業をご支援するなかで
強く感じていることが、この記事にすべて書かれていました。
日経MJは、いつも示唆に富んだ記事を書かれていて、とても勉強になります。

かつてのマーケティングは、数々のデータから「売れそうなもの」を「売れそうなターゲット」に打ち出すことで
ヒットを生み出そうとしていました。

しかし、ポスト平成のヒットづくりは違います。
少人数でも強い共感を呼ぶもの、作り手の「情熱」がより重要になるのです。

「なんとなく売れそうなもの」は売れない

合わせて、今月号の『商業界』の特集も
「コトを売るバカ」と称して、「コト消費」ばかりが先走ってしまう現状にメスを入れられています。

商業界HP:https://www.shogyokai.co.jp/np/code/s1802/
このとき大切なのは、お客さまに商品の価値を知ってもらい、
購入につなげるという“顧客の購買行動”をデザインすることであり、そのプロセスを仮説に基づいて組み立てることです。
もし、どこかでつながらない部分があれば、そこを修正していけばいいのです。
こうした計画・実行・検証・改善こそ、お客さまの買う気のスイッチを押し、
お客さまにも「あっ、このお店、なんだかいいな」と思っていただける営みにほかなりません。
(編集長より今月の読みどころ)

モノではなく、サービスも同じだと思います。
こんなモノがあるとよい。
こんなサービスがあるといいな。
ありそうでなかったもの。でもあると生活がガラリと変わるもの。

そんなストーリーや情熱をもってつくられたモノやサービスは、少人数でもそれにマッチする人の共感をよび、
その名の通り「いいね!」とシェアされ、さらに広がっていく。

昨年もさまざまな中小企業の社長にお会いするなかで
「私が売りたいものを売ればいいんですね、なんかモヤモヤがすっきりしました」という言葉が印象的でした。
その後、その方のお店をお伺いしたところ、商品コンセプトの軸が固まり、とてもすっきりとした店舗になっていました。
「僕が同世代に売りたいものだけを並べるようにしたんです」とのこと。
売りたいと思えるのも、店主が取り扱っている商品に情熱を持っているから。

自分が売っているモノ・サービスに情熱があるかどうか。
ポスト平成時代に必要不可欠なポイントになると思います。

もちろん、ただ情熱をもっているだけでは難しく、
それをわかりやすく消費者にどう伝えていくか。
ますます「伝え方」も重要になっていくと思います。

よねこでした。
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