昨日の日経日曜版に、こんな記事が掲載されていました。
いいな、と感じたことが多かったので、ご紹介します。
本日8月6日のNIKKEI The STYLE巻頭特集は「スウェーデン流ちょうどいい暮らし」。「ラーゴム(lagom、多すぎず、少なすぎず)」の精神を取り入れて暮らす人々を取材しました。
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— NIKKEI The STYLE (@NIKKEITheSTYLE) 2017年8月6日
いわゆる「3時のお茶」は、クリエイティブを生み出す時間
スウェーデンでは、決まった時間にコーヒーを飲んで休息をする「フィーカ(fika)」という習慣があるそうです。
私が前勤めていた職場では、「あの部署はまだ3時にお茶なんか飲んでるらしいよ。暇なのね。」なんて揶揄の対象になるのが「3時のお茶」でした。
むしろ、忙しい、頭の詰まったときほど「3時のお茶」が重要なのではないかと感じています。
3時にこだわりなく、一定の時間に皆が仕事を切り上げ、お茶とお菓子をつまみながら会話をする。
その、一見「とりとめのない」会話のなかで、ふと「あ!」とアイディアが浮かぶときがあります。
悩んだあげく、一人でインターネットに答えを探しにいっても見つかりません。
自分の口から言葉にだし、他人の価値観とぶつけ合わせることで、新しい価値観が生まれるのだと思います。
単に、脳みそに足りなくなった糖分を足すという意味合いもあるかもしれませんが。
対話を生み出すオフィス
最近、とあるインターネット企業のオフィスを見学させていただきました。
オフィスに壁や柱はなく、ところどころにすぐ打ち合わせができる場所があり、会話がところどころで生まれていました。
そことは別ですが、オフィスグ◯コを導入したら、社内の会話が増えた、と伺った会社もありました。
メールなどの非対面敵なコミュニケーションに慣れてしまった今だからこそ、
直接的な対話の重要性を感じています。