中小企業診断士のよねこです。
FP1級学科合格判明から、早約半年・・・
先日、FP1級実技試験を受験しました。
受かったかどうかは・・・わかりません!!
あとは天命を祈るのみです。
学科試験より更に対策の情報がない、FP1級実技試験。
効果的だったと思う勉強方法について解説します。
学科試験対策はこちら↓
必須①FP技能検定1級実技(資産相談業務)対策問題集
4,000円くらいする本です。
きんざいが出している公式本で、最近最新版がでました。
高いですが、会場で皆この本を読んでいましたので、買いましょう。
実際の試験の流れ、試験官の視点、問題、解説が掲載されています。
後述しますが最新の過去問は別のサイトで手に入りますので
中古本でも十分です。
ざっと目を通して、傾向を掴むために使います。
なぜざっとなのかというと・・・
書いてあることが難しすぎて、こんな説明口頭では到底できません。
(ていうか、こんな難しく説明しても、実際のお客さまはわからないでしょ!と突っ込みたくなります)
実際に話す内容のトレーニングは、次の教材でやります。
必須②過去問
実技でもこのサイトが大活躍です。
最新の過去問は1冊540円です。
さっきのきんざいの本に比べれば安いです。買いましょう。
ここ過去問は、なんと
実際に受験した人の「実況解説」が収録されているのです!!
実際の面接のやりとりがリアルに掲載されているので、
どんなかんじで質問されるのか、どのポイントが問われるのか、よーーーくわかります!!
実際の面接もこの実録に近いかんじでしたので
慌てず対応できたと思います。
必須③信託銀行や不動産販売会社においてあるパンフ
これが穴場です!!
結局、これが一番わかりやすい教材でした・・・
信託銀行さんや不動産販売会社さんには、
相続や不動産税制のことをわかりやすく解説したパンフレットがおいてあります。
絵や簡易な言葉で書いてあるので、非常にわかりやすい!
最新版であれば、税制改正も反映されています。
私が一番お世話になったのは
三井住友信託銀行さんの、相続と贈与のパンフレット(A5サイズの小さいもの)です。
事業承継税制が大きく変わった今年度の税制改正も詳しく解説してありました。
必須④税制改正項目の確認
学科試験は1月でしたが、実技試験を受けた6月は税制改正があるなかでの受験でした。
私は日本FP協会のAFPに登録しているので
会報誌(Jurnal of Financial Plannning)で税制改正項目を確認しました。
ちょうど6月号が解説号になっており・・・フルカラーでとてもわかり易かったです。
市販されている雑誌では
きんざいの「KINZAIファイナンシャル・プラン」2月号です。
みんな買うのですぐ売り切れになります。
必要に応じて①FPマニュアル
FP活動に必須の実務知識をQ&Aで解説している本です。
「事業承継の税制はどうなっていますか?」
「固定資産の交換の特例について教えてください」
といった感じで、資産家からの質問に答えるかたちで、各論点がわかりやすく解説されています。
学科で勉強した知識を、質問から思い出したり整理したりに使います。
わからない論点を確認するなど、辞書的につかいます。
読み物としても面白いです。
(でも、高い・・・)
具体例から、知識をだす訓練
学科試験は「知識か頭につめこまれているか」が問われる試験です。
実技試験は「知識が引き出せるかどうか」が問われる試験です。
学科試験でつめこんだ各種知識を、具体的な事例にあてはめて答えられるかどうか
それが実技試験で問われています。
この勉強法が参考になれば幸いです。