分かりやすい文章を早く書く、たった3つの方法

起業に役立つ本

よねこです。
まただいぶ期間があきました・・・

「取材の学校」に通っています

4月から「取材の学校」に通っています。
中小企業診断士向けの、取材と執筆力を鍛える講座です。
診断士合格直後からこの講座のことは知っていましたが、
なんとなく受講していませんでした。

しかし、昨年転職してから、取材をする機会が格段に増えました
支援先に訪問し、こちらから「質問」をして
相手の経営状況や課題を的確に聞き出す必要があります。

また、担当する事業の事例集を作成する仕事もあります。
取材をし、記事にまとめます。
執筆はプロのライターさんに頼むことが多いですが、校正は自分でやらないといけません。
様々な方が読む冊子ですから、分かりやすい文章が第一です。

「質問力」と「執筆力」を磨くことを目標に、楽しく勉強をさせていただいています。
まだ受けていない方、おすすめですよ!

分かりやすい文章の書く3つのポイント

今日は、この2冊をご紹介します。
この「取材の学校」を受講するまで、私は文章をなんとなく書いていました。
文章の「分かりやすさ」「わかりにくさ」も、自分の中で基準がありませんから
判断もできませんでした。

「取材の学校」でプロの方からお話を伺い、
また講義のなかで紹介された上阪徹さんの著書を2冊読んだことで
文章を書く際の「3つの基準」ができました。

1文は短く

1文は短く。
長くなった文は、2文にできないか考える。
1文が短いと、主語と述語の関係性が分かりやすくなります
日本語は主語と述語がどうしても遠くなってしまいます。
熱を入れて書いていると、文章の途中で主語が入れ替わっていることもあります。
文章を短くすることを心がけると、主語と述語の位置が近づき、分かりやすくなります。

具体例を入れる

一般的なことを述べる文章と、具体例の文章をバランスよくいれることで
文章の説得力が格段にあがります。
このポイントを知ってから、文章の構造をより意識して書くようになりました。
具体例の素材としては、例えば統計資料、実際にある会社の事例などがあります。

しゃべるように書く

前述の「具体例をいれる」につながる点です。
文章を書くとき、頭は「書き言葉モード」になっています。
自分の意見ばかりをダラダラ書きがちです。そこに相手はいません。
しかし、他人に話すときは
「私は●●だと思うよ!例えば、☓☓(具体例)ということがあるよね・・・だから●●だと思う」
と、自然に
考え→それを裏付ける具体例→結論
と分かりやすくつなげて話しています。
会話は目の前に相手がいますから、
自然と「この人に分かってもらいたい!」という意識が働くからです。

一方、文章を書いているときは、意識がパソコンの画面に向かっていることも…

「しゃべるように書く」ことは、つまり「読み手(ターゲット)を意識して書くこと」と同じです。

文章も「目的」と「ターゲット」が命

支援先にお伺いするときは
「事業の目的」と「ターゲット」を必ず確認します。
今回ご紹介した上坂さんの2冊を読んだことで、執筆も同じであることが分かりました。

文章を書く目的を整理する
→読者になにを感じてもらうことが目的なのか

ターゲットはだれか
→男性か、女性か、年齢、職業・・・etc

文章も、経営診断も一緒ですね。
さあ、この文章は分かりやすく書けているか・・・
日々精進しかありませんね汗

よねとも(米澤智子)よねとも(米澤智子)

よねとも(米澤智子)

神奈川県在住のPRプロデューサー/中小企業診断士。ソーシャル・ビジネスで社会を変革する起業家を支え、PRを用いてインパクトを生み出します。

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よねとも(米澤智子)よねとも(米澤智子)

よねとも(米澤智子)

神奈川県在住のPRプロデューサー/中小企業診断士。 中小企業支援200社以上・経営者インタビュアー歴3年の取材経験を生かした丁寧なヒアリング&ライティング力で、社会的課題を解決する中小企業やフリーランスの皆様の志・ストーリーを言語化します。

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