1月5日に中小企業診断士試験二次試験の最終合格発表がありました。
また、一昨日の土曜日は、某受験生支援団体で、合格者向けに実務補習セミナーを主催しました。
合格されたみなさんは、心からの笑顔を見せてくださり、こちらもとても嬉しくなりました。
合格されたみなさん、改めておめでとうございます!!
昨年の実績
さて、2017年があけて早1週間となりました。
昨年合格してから1年間は、私は受験生支援を中心に診断士活動をして参りました。
昨年の活動をまとめてると、以下のとおりです。
①診断(見る)
・実務補習 1社(5日間)※登録前
・実務従事
社外HPの更改(産業廃棄物処理業) 10日間※登録前
販路開拓支援(メーカー) 6日間
②執筆(書く)
・座談会記事(共著) 3件
・某ブログの執筆 35記事(現時点)
・このブログ 38記事目(この記事が)
③プレゼン(話す)
・受験生支援団体でのプレゼン 3回
・県協会の同期会での自己紹介 1回
・所属研究会での自己紹介 1回
主に受験生支援団体での活動が中心となり、診断業務は登録のための15日間の他、1件となりました。
今年はここを重点的に増やしていきたいです。
昨年の活動で思ったことの記事はこちら↓
中小企業診断士の役割
診断士は「足の裏の米つぶ(取っても食えない)」と言われる資格でもあります。
他の士業のように独占業務もありません。
この記事でも書きましたが、自分自身で「自分はどのような中小企業診断士になるべきか」考える必要があります。
中小企業診断士の役割について、中小企業診断士協会のHPには次のような記述があります。
中小企業診断士は、まず企業の成長戦略の策定について専門的知識をもってアドバイスします。また、策定した成長戦略を実行するに当たって具体的な経営計画を立て、その実績やその後の経営環境の変化を踏まえた支援も行います。このため、中小企業診断士は、専門的知識の活用とともに、企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役、中小企業への施策の適切な活用支援まで、幅広い活動に対応できるような知識や能力が求められています。
引用:一般社団法人 中小企業診断協会
https://www.j-smeca.jp/contents/002_c_shindanshiseido/001_what_shindanshi.html
よって、診断士の役割は
①企業の成長戦略の策定について専門的知識をもってアドバイスする
②具体的な経営計画を立て、その実績やその後の経営環境の変化を踏まえた支援をする
③企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役、中小企業への施策の適切な活用支援をする
の3つにわけることができます。
企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役として
この1年間でおぼろげながら私が目指したいと考えた道は、ここです。
今までの本業(金融機関)の仕事では、数多くのお取引先を見てきました。
社長は様々なお悩みをお持ちですが、相談出来る人がいません。
金融機関は、財務については見ることができます。
しかし、財務はあくまでも結果(過去)の数字です。
中小企業診断士は、過去を土台に、その会社を強みを分析し、未来の戦略を共に考えなければなりません。
そういった役割を持つ中小企業診断士という士業がいることが、まだまだ認知されていないと思いますし、支援を必要とする会社はたくさんあると思っています。
支援が必要な会社に、数多くの中小企業診断士との出会いをつくる。
診断士が活躍出来る場所を数多くつくる。
今年は、これに向けて自分が何ができるか、考えていきたいと思います。