よねこです。
10月1日で、登録から1年が経ちました。
ブログがあると、過去の自分を見直すことができる
登録が完了したときに、こんな記事を書きました。
改めて読むと、1年前の私は、こういうことを考えていたんだなあ…と
1年前の気持ちを思い起こすことができました。
中小企業の伴走者になること。
これが、1年前に書いた決意です。
ブログを書いていると、過去の記事を読み返すことで、自分自身の軌跡も見つめなおすことができます。
ちょっとずつですが、続けていてよかったと思います。
登録後1年間、何があった?
昨年の10月に登録して以降、診断士としてやったことを、順繰りにたどっていきます。
雑誌の記事を書く
先輩診断士のご縁から、雑誌の記事を書きました。
診断士の座談会を実施し、記事に起こすというものです。
診断士の三大業務「診る、書く、話す」のうち、「書く」です。
自分のブログは、つたない内容を自由気ままに書いていますが、
雑誌はもちろん商業誌です。
「読者が読んで分かるか?読者が読んで、何が得られるのか?」
を常に考えて、わかりやすい文章で書かなければいけない難しさと向き合いました。
また、座談会は「話し言葉」ですが、その記事を書くときは「書き言葉」です。
座談会は、お互いに顔を向き合って話しているので、文脈や顔の表情で意味が分かることもあります。
しかし、それを文章にすると、初めて読む人はわからない・・・!!!
文章を書くことは、とても難しいです。
しかし、その記事を読んだ誰かが、新しいことを学ぶことができます。
取材であれば、頑張っている中小企業の取り組みを、幅広い読者に伝えることができます。
大事な仕事であると思います。
中小企業のホームページを作る
中小企業2社のホームページ作成を手伝う機会を頂きました。
ホームページは、昔はHTMLを勉強しないと作れないものでしたが…
今ではWordPressをはじめ、Jimdoやペライチなど、無料で簡単にHPがつくれるサービスがありますので
つくることは、簡単です。
問題は、そのHPに何を載せるか・・・です。
単に「会社がしていること」を載せても、そのHPを見る人は「この会社はなにができるんだろう?」「この会社は、他の会社と何が違うんだろう?」ということがわからなければ、HPは見られないまま終わってしまいます。
会社の強み、PRポイント、お客様に提供できる価値を整理していなければ、見てもらえるHPは作れません。
HPを構築するところより、「何を載せるか」に多くの議論をしました。
結果、よいHPができ、支援先にも喜んで頂きました。
支援機関に転職する
前職時代は、会社が終わった夜か、土日に診断士として活動をしていました。
しかし、本職もハードだったので、体力がもたず、体調をくずしてしまいました。
土日も外に出ていることが多く、家族(夫)との時間も少なくなりました。
せっかく診断士になったのに、毎日が楽しくない・・・悩むことが多くなりました。
また、合格してから、診断士の集まりに参加するようになり、「診断士の人たちを仕事をしたい」と強く思うようになりました。
高い志をもって、中小企業のために働いている独立診断士の人たちがたくさんいるけれども、
その力を必要としている中小企業は、もっともっといます。
そして、診断士の存在を知らない人もいます。
中小企業と診断士のつながりをつくる仕事をしたい。
でも、今の仕事ではその仕事ができないし、本職と別にやっていても、片手間でしかない。
そんなことを毎日クヨクヨと考えていたとき、ちょうど現職の中途入社の募集があり、迷わず応募。
そのまま採用になりました。
ほんと、縁だったのだと感じます。
入社して半年、今は商店街のお店と診断士を繋げるお仕事をさせて頂いております。
商店街のお店はさまざまな業種があり、日々勉強です。
商店街の方々は、みなさん、自分のお店に誇りをもって働いています。
商品やサービスもこだわりのものばかりです。
そのこだわりがお客様に伝わり、購入してもらうには、毎日の工夫が必要です。
その絶え間ない工夫をされている商店の方々には、頭があがりません。
これからの1年は?
登録して1年。
また次の1年の目標は、今のところ定まっていません。
年初には、こんな抱負を立てていました。
「診る」仕事は、今の仕事で毎日やっているのか…といっても、支援機関の人間としていくので、自分で助言はあまりしていないなあ、と反省。
まずは、今やらせていただいているお仕事に力を注ぐことを第一にやっていきます。
そして、夫との時間を大切にすること。
最近は、土日はどちらか必ず家にいて、毎日のお弁当と夕飯の作り置き料理を作ります。
夫と一緒に食べる夕飯がおいしいと、大したことではないですが、幸せを感じます。
そんな日々の幸せを、なによりも大事にしていきたいと思います。
そんなところで。