よねこです。
約半年前から頭痛がひどく、夜も眠れないくらいになりました・・・
普段お世話になっている眼科は目薬をくれたくらいで、まったく改善がみられなかったため
眼精疲労外来のある眼科に行ったところ
「けっこう進んでます。ちゃんと対策しないとだめですよ」と怒られ、
治療の結果、だいぶ楽になりました。
原因は、度が強すぎるメガネでPC作業を長時間していたり、スマホを見ていたことで、
目のレンズである「水晶体」の厚さを調節してピントを合わせるための筋肉(毛様体筋)が疲労しまくっていたことが原因でした。
眼精疲労外来の「かとう眼科」さん
今回お世話になったのは、眼精疲労外来がある「かとう眼科」さんです。
ここのHPを見て頂くと分かりますが、「眼精疲労」に特化しています。
なんと、併設で「眼精疲労ケア アイクリーク」という、眼精疲労対策のグッズの販売や、マッサージなどで眼精疲労を直す施設があるのです。
Googleで「眼精疲労外来 横浜」で探すとこのページが見つかり、かとう眼科さんが紹介されていて見つけました。
眼精疲労を回復する読み物
【横浜】眼精疲労の専門的治療ができるオススメの病院
眼精疲労専門だし・・・
ケア専門施設も一緒にあるから、根本治療ができそう・・・
ということで、病院にいきました。
「いつもの眼科さん」ではだめだった理由
実は、以前からかかっている眼科さんにも、「頭痛が治らない」と訴えて、眼精疲労であると言われました。
その時の治療は
●ピント調節機能を助ける目薬の処方
●ドライアイの目薬の処方
●「目を休めるのが一番です」の一言
この3つでした。
が、3か月なんともよくなりませんでした。(むしろ悪化)
かとう眼科さんの治療は
●調節麻痺剤目薬の処方(寝る前1回)
→ピントをあわせる筋肉「毛様体筋」を完全に休ませることで、緊張をほぐす
●メガネの再調整
→遠く用と近く(パソコン作業時)用の2本つくる。パソコン用は度を弱めないと、毛様体筋が緊張しっぱなしになる
→眼精疲労が進んでいて正確な視力がだせなくなっているので調節麻痺剤目薬を指したあとに視力測定をする
●併設「アイクリーク」で販売しているアイピローの無料体験
→気持ちよかったので購入(-▽-;)
以上3つです。
その結果、初診から2週間たって、頭痛がほぼおさまったのです!!
パソコン作業用に度を弱めたメガネを新しくつくり、長時間の作業でもだいぶ楽になりました。
「目を休ませるのが一番ですね〜」くらいしか言われない眼精疲労に対して、
測定から対策まで、ワンストップで対応しています。
だから、効果があるんですね。
かとう眼科さんの経営戦略
診断士的に、かとう眼科さんを分析してみました。
①「眼精疲労」にトンガる
→「眼精疲労をどうにかしたい」という強い思いを持った患者が集まる
②対策施設の併設
→自己負担治療(マッサージ、アイピローなどの売上)で利益率上昇
③受診までの障壁の低さ
→ネットで(空いていれば)即日予約がとれる
①は「ある分野に特化して客(患者)を集める」という、中小サービス・小売業には必須の戦略です。
もちろん、町の眼科さんとして「目の悩みをなんでも解決します」も大事ですが
「眼精疲労」に特化することで、「眼精疲労をどうにかしたい」と毎日考えている人にひっかかり
商圏がぐんと広がるのです。
つまり、電車などをつかって、遠くからも患者さんが来てくれるようになります。
②は、客単価アップ、利益率向上です。
かとう眼科さんにくるのは「眼精疲労をどうにかしたい」と強い思いをもった患者さんですので
有効な対策である
・目の周りの血行改善→アイピロー
・自律神経の改善→アロマテラピー
・血流改善→マッサージ
に対して、お金を払ってくれる可能性が高いです。
事実、治療とともに併設施設のマッサージを利用することで、眼精疲労も回復に向かうでしょう。
院内で併設施設の無料体験をさせることで、購入率も高くなります。
その結果、客単価が上がります。
③は、①と関連しますが「遠くから来てくれる患者さん」に対して、予約を取りやすくすることで
受診までの障壁を低くしています。
医院の近くに住んでいる患者さんは、歩いてすぐ来れますから、受診への障壁は低いでしょう。
しかし、遠くからも患者さんを呼ぼうとするならば、
「予約が必要です」では「今日いますぐどうにかしたいのに・・・」という人が来なくなります。
インターネットですぐ予約が取れることで、受診への障壁を低くし
遠くから来る人も受診しやすい体制を整えています。
いかがでしたでしょうか。
眼精疲労は、ただの疲れ目ではありません。
悪化すると頭痛、めまい、吐き気、まぶしさ、自律神経失調症・・・など
毎日の生活に苦痛が生じてきます。
目は大切に!!